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厄祓いに行っていました。

来月41歳になるので、厄祓いに行ってきました。本厄です。

実家が日枝神社(山王さん)と同じ町内にあり、馴染みのある日枝神社で厄祓いをしてもらいました。

個人的に、宗教というものに無関心で生きていましたが、最近、ちょっと宗教に興味が出てきて、軽く本を読んだりしています。

多くの若い日本人は無宗教に近い感覚を持っていますが、家には仏壇も神棚もあり、お葬式、参拝、等、神道と仏教の行事を行っています。
建築工事では地鎮祭が取り行われますし、職業柄、神主様には大変お世話になっております。

一方で、和室には仏壇も神棚もある家も多く、同じ部屋で違う宗教の神に祈りを捧げるのは、世界的にみてかなり特徴的な文化です。
「神仏習合」と言って、お互いが習い合うという特殊な体系ですが、歴史的には、明治維新の時に仏教の撤廃運動等もありましたが、現在では調和した状態になっています。

日本人の多くの人が無宗教の感覚でいる根底には、「神道」「仏教」の解りにくい関係があると個人的には思います。
神道は「多神教」でアバウトですし、仏教も元は宗教というよりは、転生輪廻から逃れる為の悟りを伝える「考え方」でした。お互いに「一神教」ほどハッキリしていないので、なんとなく共存しているのが神道と仏教です。

日本の宗教観が解りにくいとはいえ、41歳・・・。親も70歳で、死期もそう遠くないかもしれません。少しは、宗教に向き合って、自分なりの答えを探していこうかと思っています。

日枝神社は、子供の頃は公園のように遊んでいたので、とても馴染みのある神社です。
そこで、厄払いして貰えるほど大人になったのかと思うと非常に灌漑深いです。

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