特別な地下室があるRC住宅（鉄筋コンクリート住宅）の豪邸

高級RC住宅『TEMPIO PIETRA』のご紹介

都心部に建つ本邸宅は、延床面積300㎡を誇る地下1階・地上2階建ての**高級壁式鉄筋コンクリート住宅（RC住宅）**です。

容積率・建蔽率を最大限に活用しながら、地下空間を日常的に活用できるように工夫した、明るく快適な地下室のあるRC豪邸の事例をご紹介します。

地下空間を活かしたプランニング

地下空間は容積率に不算入となるため、地上階と同規模の地下階を設けるプランから本計画は始まりました。ただし、地下室にありがちな課題である「光が届かず暗い空間」にならないよう、明るく開放的な地下空間を実現する工夫を随所に取り入れています。

地下階段と吹き抜けで光を確保

採光計画の工夫として、地下への階段スペースを吹き抜け構造とし、地上から自然光を地下に導くプランとしました。地下へ続く階段の位置も意図的に地上階とはずらし、ドラマティックなアプローチと採光の両立を実現。明るく心地よい地下空間の演出に貢献しています。

ドライエリアによる自然光の確保

敷地形状に合わせて斜めの壁を持つ大型ドライエリアを設け、地下空間への自然光の導入を強化。ドライエリアには排水システムとしてポンプ2基による交互運転を採用し、安心で効率的な排水計画としました。

天井高2.9mの贅沢な地下空間

一般的な地下室よりも高い天井高2.9mを確保し、地下とは思えないほどの開放感を演出。モノトーンを基調としたカラーリングにより、まるで高級ブティックのような洗練された空間に仕上げています。大判タイルをアクセントに使用し、空間にメリハリと高級感をプラスしました。

照明計画には遠藤照明のスマートレッズシステムを採用。スマートフォンによる調光設定や多彩なグラデーション照明を実現し、住宅では珍しいレベルの光環境を構築しました。

高級車対応のビルトインガレージ

外構と同素材のタイルで仕上げた高級感あるビルトインガレージは、段差を最小限に抑え、5mクラスの大型車でもスムーズな入庫が可能。天井には等間隔でダウンライトを設置し、まるでショールームのようなデザインに。防火対応の**住宅用オーバースライダー（文化シャッター製フラットピット）**を採用し、防火地域でも安心して使用できます。

高天井×プライバシー性を両立したLDK空間

厳しい北側斜線制限の中、2.9mの高天井LDKを実現。傾斜屋根と陸屋根を組み合わせた構造により、快適で開放感あふれるリビングを確保しました。バルコニーはコンクリートの壁で囲み、プライバシー性と開放感を両立。2mの跳ね出しデザインはRC構造ならではの表現力で、外観デザインの象徴にもなっています。

空調は全館空調システムを導入。気流が少なく、室温が均一な快適空間を提供しています。