基本設計料

「株式会社RC design studio」 では、明確な価格設定を心がけております。プランニングと並行して工事予定価格、設計料、銀行諸経費、その他かかる金額を提示しながら進め、クライアントの金額に対して不安が無いように進めます。
金額の記載は全て税別です。

別表2 工法・用途鉄筋コンクリート造 住宅工事費税別2億円まで
設計料各種図面制作、プラン提案料工事費の6.0%
監理料各工程検査、図面整合検査、現場確認料工事費の1.6%
構造計算料構造計算料、構造図面制作料工事費の1.3%
設備設計料設備図、電気図工事費の0.9%
合計(税別)工事費の9.8%

例:税別1.5億円のRC住宅の設計料の総額 1.5億×9.8%=1,470万円
*上記、設計料に該当しない物件の場合はあらかじめ見積りを提示して相談いたします。
住宅以外の用途、複雑な形状の場合は割増があります。必ず契約前の金額を提示しております。
*一般的に住宅の設計料は建設費の10~15%程度に設定している会社が大半ですが、当社では鉄筋コンクリート建築に設計業務を絞る事で設計の標準化と高品質化と効率化を図り、10%以下に設計料を抑える工夫を行っております。

 


設計料の詳細

2億円までの設計料は、RC住宅9.8%、マンション・アパート8.8%、事務所7.8%になります。
その他、設計難易度によって金額が変わる場合は事前に提示させて頂きます。

用途工事金額設計料合計%参考設計料
住宅・店舗併用住宅・医院2億円以下9.8%1億円:980万
2~3億円の範囲の金額
8.8%2億円:1,960万
3~4億円の範囲の金額7.8%3億円:2,840万
4~5億円の範囲の金額6.8%4億円:3,620万
5億以上の範囲の金額5.8%5億円:4,300万
集合住宅2億円以下8.8%1億円:880万
2~3億円の範囲の金額
7.8%2億円:1,760万
3~4億円の範囲の金額6.8%3億円:2,540万
4~5億円の範囲の金額5.8%4億円:3,220万
5億以上の範囲の金額4.8%5億円:3,800万
事務所2億円以下7.8%1億円:780万
2~3億円の範囲の金額
6.8%2億円:1,560万
3~4億円の範囲の金額5.8%3億円:2,240万
4~5億円の範囲の金額4.8%4億円:2,820万
5億以上の範囲の金額3.8%5億円:3,300万
現場追加工事一律、工事費に対して9.8%

計算例1:税別4.3億のRC住宅の設計料の総額
2億×9.8%+1億×8.8%+1億×7.8%+0.3億×6.8%=3,814万円(8.87%)

計算例2:税別10.7億のRCマンションの設計料の総額
2億×8.8+1億×7.8%+1億×6.8%+1億×5.8%+5.7億×4.8%=6,536万円(6.11%)

 


追加設計料

以下、標準的な追加設計料の項目です。

追加内容追加金額
確認申請手数料(当社)基本設計料に含む
中間検査申請手数料(当社)基本設計料に含む
完了検査申請手数料(当社)基本設計料に含む
上記申請手数料(検査機関に支払う金額)実費
ボーリング検査費用実費+監理費用(実費の20%)検査の事前指示
構造設計事務所調整
現場指示
地下工事設計料100万円構造費用+設計費用
地区計画申請手数料(当社)10万円
中高層申請手数料100万円建物高さ10M以上
緑化計画申請手数料10万円
省エネ適合判定申請(当社)20万円
開発許可申請100万円
擁壁設計料10万円

 


支払い時期

設計事務所で多いのが、支払い時期が明確ではなく後から揉める事です。
特に、設計して不成立になった場合に、設計料の支払いに対して、設計者側と施主側で認識の違いによる対立が発生します。
当社ではそのような事が発生しないように、段階的に契約を行い、認識の相違がないように努めています。

内容は以下の表のとおりですが、事前相談を無料でさせて頂き、金銭面や、工期、設計内容等にある程度ご納得頂けましたらプランニング契約を行い、プランの作成し提案させて頂きます。ケースバイケースですが、4~5回程度の打合せでプランが確定するケースが多いです。概ねプランの合意が頂けましたら、設計契約をさせて頂きます。この段階で、当社が協力会社として不適切だと思われれば、プランニング契約金はお戻し出来ませんが、お気軽に断って頂いてかまいません。
設計契約を行って頂きましたら、プランの詳細を打合せさせて頂き、窓、ドア、内装、外装等の仕様を決めたり、構造や設備の内容も確定いたします。打合せした内容を見積もり図面としてまとめ、建設会社数社に見積もりを依頼します。見積り金額が問題なければ本契約頂きます。本契約のタイミングと同時に確認申請業務を行い着工に向けて準備を行います。着工しましたら、二週間に一度のペースで現場打合せを行います。内容が決まってきたら打合せのペースを遅くしていきます。建物が完成したら引き渡しとなります。

支払時期費用
無料初回打合せ無料自分の要望が実現するか相談
プランニング契約一律30万円基本図・模型・概算見積作成
設計契約別表1見積図面作成
本契約設計料全額から、プランニング契約料+設計契約料+監理料を引いた金額
上棟時監理料の1/2
引き渡し時監理料の1/2

 


プランニング契約料

一律30万円です。


設計契約料

設計契約料別表1
設計料30万円一律
構造設計料150㎡まで80万円
150㎡を超える部分は、1㎡につき(80÷150)万円
設備設計料150㎡まで60万円150㎡を超える部分は、1㎡につき(60÷150)万円
ボーリング費用実費+監理費用(実費の20%)60万円程度、見積提出します。

設計契約金 計算例
延べ面積1,450㎡の集合住宅の場合
1,450-150=1,300㎡ *150㎡を超えた面積
30万+80万+60万+(80×1300÷150)+(60×1300÷150)=170万+693.33万+520.00万=1,118.8万(*小数点第2位は切捨て)
*物件によりますが設計料の1/5~1/6程度を先行してもらう計算です。
上記の金額に追加してボーリング調査費用(設計監理費用20%を含む)が必要です。
150㎡以下の物件に関しては一律170万円(30+80+60)です。

延床面積500㎡の住宅の場合
500-150=350㎡ *150㎡を超えた面積
30万+80万+60万+(80×350÷150)+(60×350÷150)=170万+186.66万+140.00万=496.66万(*小数点第2位は切捨て)
*物件によりますが設計料の1/5~1/6程度を先行してもらう計算です。

*施工面積(柱で囲まれているバルコニー、吹き抜けはそのままの面積を参入。屋根の無い飛び出たバルコニーは不算入。建物の屋上部は不算入。庇部分は不算入)
*本契約の金額は、事前に頂いた設計契約の金額を引いて契約いたします。


本契約料

別表2による。


現場追加工事

現場で追加工事が発生した場合、一律9.8%の設計監理費用が必要です。


設計料って高い?


設計料とは!相見積もりとは!

設計料とは設計事務所だけにかかる費用ではありません。ハウスメーカーにも工務店にも設計費というものは発生しています。ですが、設計事務所が行う設計はハウスメーカーや工務店が行うものと違います。お客様の要望に合わせて、一棟一棟デザインします。お客様のハウスメーカーや工務店に実現出来ない思いを具現化する為に詳細な図面が必要になります。詳細な図面を作成するのに技術や時間が必要で、この技術や時間によってハウスメーカーや工務店より設計料が高額になります。ですので、ハウスメーカーや工務店のデザインで満足される方は、ハウスメーカーや工務店に相談に行かれる方が良いかもしれません。当社に来られるお客様の多くは、ハウスメーカーや工務店で実現不可能な要望をお持ちです。その、要望に応える事こそ設計事務所の価値であり、壁式RC造でしか実現しない空間を提供する事がTEMPIOの価値です。

詳細な図面を書くメリットとして、相見積もりを行える事があります。あなたは、たった一つだけ出てきた見積もりを信じる事が出来ますか?又、ハウスメーカーで価格やプランを競わせた建物の品質を信用する事が出来ますか?相見積もりを行うと、同じ図面で複数社の見積もりを得る事が出来ます。その見積もりを比較して納得して工事を依頼出来るメリットが相見積もりにはあります。


広告費、営業費について

相見積もりには単純に金額を下げる効果があります。ハウスメーカーや工務店には広告費や営業費というものがあり、その費用は工事金額の40~50%と言われています。さらに、大手ハウスメーカの給料は高く、それはそのまま建築費になります。つまり、ハウスメーカーの工事費は純粋に工事原価に建築会社として必要な利益を乗せた金額より、著しく高額になってしまうのです。実際に、当社の設計料を含む工事価格は、大手ハウスメーカーの木造・鉄骨造・PC造の住宅の金額を若干下回ります。本来、工事原価は鉄筋コンクリート住宅は木造住宅より高額になりますが、引き渡しの金額で大手ハウスメーカーの住宅価格を下回る事が可能です。

 


監理費用について

さらに設計事務所の場合は建物が適切な工事によって建てられているか監理する事になります。公共事業では何故、必ず監理者が監理する事になるのか?工事に関係ない第三者が建物をチェックしてこそ「安心感ある建物」の建設に繋がります。
又、当社の場合、ハウスメーカーと違い現場で全ての内容を再確認いたします。各種材料は勿論、窓やドアの位置、コンセントや照明の位置、キッチン、家具等、慌ただしく設計段階で決めたままにはいたしません。現場段階で再確認して、内容を確認する事で満足度の高い住宅を提供します。

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