バルコニー空間とリビング空間を一体的にデザインした家
バルコニー空間とリビング空間を一体的にデザインした家
この住宅は【どうしても澤田さんに作ってほしい】という、お客様の熱い思いに半ば絆されて実現した住宅です。
ある時、「福岡なんですが設計して貰えますでしょうか?」という一本の電話がかかってきました。
当初私は、福岡か~~。ちょっと遠いかな・・・。と思って断ったのですが、どうしても一回あって欲しいという事で、わざわざ福岡から富山まで
来社されて打合せした結果、そこまで言われて断るもの野暮だな・・・。と思い直して、設計させて頂いた物件です。
自分で詳しく図面を書かれていて、具体的な要望が明確なお客様でした。その思いを受け止めながら、より良いものになるように設計し無事完成したのがこの建物です。
構造的にも構造設計事務所とかなり打合せを行い、通常住宅規模では出す必要のない【適合判定】という特殊な構造計算の検査行い実現した建物です。
内部デザイン的にはホテルのような住宅にされたいという事でした。出張や旅行で色んなデザインされているホテルに宿泊されておられるお客様で、その宿泊されているホテルのような高級感あるデザインを住宅に取り入れたいという事で、お施主様の要望に合わせ間接照明やガラスを多用し、通常の住宅の内装デザインとは一味違ったグレードの高いデザインを作り出しました。
南側の公園に大きな桜の木があり、その桜の木を眺める為にリビングには大きな窓があります。この桜の木が気に入ってこの敷地を買われたそうで、四季の変化を桜の木が教えてくれるプランになっています。
基本的にはお施主様の要望通り設計したのですが、唯一手を加えたのがバルコニーに巨大な屋根をかける事でした。ここに巨大な屋根をかける事で、建物の形状をスッキリスクエアにし、バルコニーに内部性が生まれ、構造的にも吹き抜けの変形しやすい弱点を屋根面で補強する構成にしています。デザイン的にプラスにしながらも、構造的にもプラスにし、大きな吹き抜けの窓に直射日光が入らない日よけの役目や、電車が高架橋に移動した際の遮音パネルの役目等、この屋根には多くの役目があり個人的には実に上手く要望されているプランの整合性を上げれたと思っています。
造作家具や造作建具が多く、必然的に打合せ内容も盛沢山な物件でしたが、お客様の住宅完成に向けての前向きな姿勢や施工業者の適切な対応、前向きに工事に取り組む電気屋さん、設備屋さん、家具屋さんによって、難易度の高い物件でしたが無事完成させる事が出来ました。私自身、この建物に関わる事で勉強になる事も多く、確実に建築家としてレベルアップする事が出来ました。
地域:福岡県
構造:壁式鉄筋コンクリート造
階数:3階建
延床面積:334㎡
施工面積:423㎡

後日、施工業者共どもホームパーティに及ばれいたしました。
奥様が飾り付けを教えておられるプロの方で、見たこともないような飾り付けや料理を作って頂き、こんなホームパーティがあるんだな~~と感動いたしました。
ご主人様がサウナにはまっておられて、建物を引き渡した後に施工業者とご主人様とで一緒にサウナに行ったのですが、一緒に建物を作り上げたチームで最後にお風呂に入るというものオツなものでした。
私自身、お風呂は好きだったのですが、ご主人様の影響でサウナも好きになり、ちょいちょいサウナに行くようになりました(笑)。

お施主様のご厚意でユーチューブにも協力して頂き、これから住宅を計画される方に参考になる動画を沢山制作させて頂きました。
店舗に最適!鉄筋コンクリート造のデザイン。
婦中町の事務所、躯体工事完了しました。引き続き内部工事に入ります。
鉄筋コンクリート造の外観は迫力があり、店舗設計において、企業ブラントというものを地域にアピールする事が可能です。
鉄筋コンクリート造には高級感や普遍性のイメージがあり、そのイメージを使って、会社をブランディングする事が可能なのです。
差別化された、鉄筋コンクリート造のデザインに興味がある場合は、是非当社にお声がけ下さい。コンクリートの造形的なデザインを利用して、企業の価値を具現化します。
オフィスK地鎮祭行いました。
富山市婦中町で本日オフィスK様の地鎮祭を取り行いました。
オフィスK様は、婦中町の地元の人が使うメイン道路沿いの土地に建設されます。角地ではないのですが、隣地側が銀行の駐車場であり、建物が前面道路側から非常に良く見えます。ここに、地域のランドマーク的な建物を建設されたいというご要望があり、鉄筋コンクリート造の事務所を選択されました。
鉄筋コンクリートの打ちっ放しの壁は、その圧倒的な存在感から建物をオブジェ化します。その素材感を活かして、さらにデザイン的にも差別化を図り、富山で類を見ないデザインになりました。完成が非常に楽しみです。

鉄筋コンクリート造は、普遍的なイメージがあり、ビジネスを継続的に行うという意志が建物に表現されます。
木造だと、家のようなイメージが付いてしまいますが、鉄筋コンクリート造だと、まさに店舗といった感じです。
あれこれ余計な装飾をしないでも、コンクリートの素材そのものが堂々として建物を作り上げ、会社に必要な、存在感を建物に付加します。
鉄筋コンクリート造で事務所を検討してみてはどうでしょう?
RC建物紹介3 谷村美術館
新潟県糸魚川市にある谷村美術館に行ってきました。
個人的にとても好きな建物で、何回も行っています。
彫刻家:澤田政廣(さわだせいこ)氏の彫刻した仏像と見事にマッチした展示空間になっていて、彫刻と建物が呼応するようなデザインになっています。彫刻と建物が合わさって一つであるかのような空間になっています。

外観を見ると、いかにも壁式鉄筋コンクリート造のようなデザインですが、実際はラーメン構造の建物です。
細かく柱を入れて、まるで木造建築のような柱の配置の仕方になっていますが、実際はふかし壁で処理して柱型は見えてきません。
こういう感覚でつくるやり方もあるのだと勉強になりました。
建物の内部空間もとても面白い構成なのですが、展示されている仏像がモダンで面白いデザインで子供も喜んで見ていました。想像しにくいと思いますが、家族で見に行くのもオススメできます。

糸魚川にはフォッサマグナミュージアムをメインに行ってきました。
息子が、石がとても好きなので、ヒスイ海岸で石を拾って、フォッサマグナミュージアムで鑑定してもらいました。
(フォッサマグナミュージアムかなり面白いです。石好きの方は勿論、家族で行くのにもオススメです。)
私自身、石には少しは興味があったのですが、実際に拾ってきた石を一つずつ学芸員の方に説明して貰えると、とてもワクワクしました。
写真の中央上部にあるチャートという赤い石は2.5憶年前の石だそうで、2.2憶年前の恐竜時代(白亜紀)より前に作られた石だそうです。
そもそもフォッサマグナとは、その昔、日本列島を分断する巨大な溝だった場所で、その後、火山活動やプレートの変動によって火山灰が隆起した地形だそうです。勿論、大陸プレートのつなぎ目である事や、地震活動が活発であるエリアである事はもともと知識として知っていましたが、見ると聞くのとでは全く違い、なんというかとてもロマンを感じました。
糸魚川は、そうした特殊な地域なので、山にある石も多様であり、当然ですが海に流れ着いた石も同じように多様性に飛んでいます。
石好きにはたまらないエリアなのです(笑)。

なんとなくですが、海岸の石が非常にカラフルです。
息子に「面白い?」って聞いたら、毎日アホほど見ているユーチューブより石ひろいが面白いらしく又来たいと言っていました。
しばらく一緒に、石のロマンを追及したいと思います。
ちなみにコンクリートという素材は、石+セメント+水で出来ている純国産の天然材料です。
写真のような砂利(丘砂利)と、糸魚川にもありますが、石灰石を焼いて作ったセメントと、水を混ぜて作ります。
こうした地面に落ちている砂利も、実は立派はコンクリートの材料なのです。
鉄筋コンクリート住宅をもっと身近に
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RC建物紹介2 パンテオン神殿(ローマ)
コンクリートの歴史は古く、約9000年前につくられたイスラエル南ガレリア地方のイフタフのコンクリートが最古のコンクリートだという説が有力である。
実際に本格的に普及したのは古代ローマ時代(紀元前753年から554年)で、道路、橋、水道施設、劇場、浴場(漫画のテルマエ・ロマエで有名になりました)等、様々な建築物がコンクリート造で建造されました。中でも有名なのが118(工期118-125)年に建設されたパンテオン神殿である。世界最古の木造建築である法隆寺が1300年の歴史があるが(日本人として、誇りに思います)。この建物はさらに600年も前に建造され、1900年の歴史がある。

正面側の列柱は石造だが、内部の円形のドームやそれを支える構造体はコンクリートで作られている。円形のドームの頂上に行くほどコンクリートの厚みが薄く作られていて、構造的な合理性がこの時代にすでに研究されている。なかでも特筆すべきは、ドームの中央に円形の穴が開いていて、そこから雨や風が入ってくる事である。
構造的にドームの中心に穴があるのは合理的ではない、アーチ状の組積造の最頂部の石を要石と呼びます。まさに要の部分を取りのぞき作られた先端部分の穴は、技術革新の象徴であり、それゆえに神を感じる重要な要素になりうるのです(持論です(笑))。しかもそドームのサイズは直径43.3Mもある。バスケットボールコートは28mなので、体育館よりも長いスパンを飛ばしている事になる。この巨大空間を無筋(鉄筋が無い)のコンクリート造で作る技術がローマ時代にすでにあったのである。そして、この建物は1900年後の今もなお、美しいままの姿で現存しているのである。

プランは涙が出る程美しい。ドーム上部を吹く風が、穴から空気を引張る事で、建物内部には上部の穴に向かって上昇気流が発生する。なんとこれは、通気の流れを利用して空へと意識を向けるデザインなのである。雨の日は降り注ぐ雨が床を濡らすのも趣深い。さらに、パンテオン神殿は日時計であり、12時にイエスキリスト様の後ろに後光がさすようにデザインされている。太陽の光や風、雨と密接に関係しているこの建物を体感した時は、感動しっぱなしでした。私の一番好きな建物です。
パルテノン神殿HP
http://www.pantheonroma.com/en/
12時に正面のキリスト様の後光の部分(お祈りの場所に立つと、キリスト様の像と重なります)に光が集まる仕組。
ローマに旅行に行った時に、この建物には幾度となく訪れました。又行きたいです。
この建物を見ながら食べたパスタやピザは最高でした!(^^)!。

ローマに行った時の旅行記を動画にしているので、良かったら見てみて下さい。
鉄筋コンクリート建築の普及。石川県、富山県を中心に活動中
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大野町の家、内装下地工事
大野町の家、内装下地工事が終了しました。
残すはボードを貼って、クロスを施工、トイレや照明等の器具を取り付ければ完成です。もう一息です。
所で、鉄筋コンクリート住宅の下地はどうなるか知らない方も多いですが、一般的には写真のようにLGSと呼ばれる軽量鉄骨下地で施工する事が多いです。勿論、木下地で行うケースもありますが、LGSは木下地に比べて、施工精度が高く変形も少ない事から、鉄骨造や鉄筋コンクリート造の場合、LGSを採用する事が多いです。
LGSの方が施工精度が高くなる決定的な理由に、LGS工法の合理性があります。LGSは上下にガイドレールを流して、縦下地をはめ込むだけです。なので、勝手に各縦下地が精度良く配置されるので、壁の施工精度が上がるのです。
又、鉄筋コンクリート造の場合、殆どの壁下地がコンクリートの構造体と干渉しないので、建物の変形によるクロスの破断やヨレ、建具の開閉不良の問題が発生しないのも特徴です。木造建築の場合は、柱と壁下地が一体になってしまうので、地震や風による建物の変形、前面道路の車の振動、建物の加重や積雪荷重による変形、の影響をかなり受けてしまいます。比べると、鉄筋コンクリート造の場合は、建物から受ける影響が極めて小さいです。
又、壁式鉄筋コンクリート造は構造体自体の変形も極めて小さいので、構造体と干渉している部分も問題ありません。鉄筋コンクリート造は、内部の建材の変形が極めて少ない工法なのです。
ただし、熱環境による変形に関しては、木造と同じように影響を受けてしまいます。廊下と洋室の温度差や、冬と夏の温度差、湿度の変化等によって、建材は伸び縮みします。この問題は解決が難しいですが、全館空調であれば、建物の温度差が少ないので、この問題も緩和される事になります。
外断熱と全館冷暖房はとても相性の良い組み合わせです。ですが、コンクリートの特性を生かしながら、全館冷暖房を行うのは極めて経験の必要な設計です。良くわかっていない人が手を出すと、失敗する危険性も高いです。当社の場合は、私自身が全館冷暖房の鉄筋コンクリート住宅に住んでいるので、どのような所に配慮して設計すれば良いか、どんなプランだと上手く行かないのかが経験的に解ります。その経験を生かして、鉄筋コンクリート造の素晴らしい特性を生かしたプランニングを当社では実現していきます。
岐阜県に良質な住みやすい鉄筋コンクリート住宅をお届けします。
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