当社は今年、創業20周年を迎えることができました。
2005年9月、27歳で独立してから、あっという間に20年が経ちました。この間、本当に多くの出来事がありましたが、多くの方々との出会いやご縁に恵まれ、その学びと経験の積み重ねによって、会社は当初からは想像もできなかった規模へと成長することができました。(現在は私を含め6名のチームとなっています)
創業当初は、多くの工務店と協働しながら住宅設計に携わり、多様なお客様の家づくりに向き合ってきました。その中で、住宅とは単なる建物ではなく、「一人ひとりの思いを形にする建築」であることを学びました。
さらに2012年には、富山にRC造の事務所兼住宅を建設し、これを機に鉄筋コンクリート造という工法に対する知見が一層深まりました。以来、RC建築を専門分野として取り扱い、私たちの核となる強みへと育ててきました。

富山本店
コンクリート住宅に自ら住んでみたことで、それまで全く見えていなかった「RC住宅の本質」に気付かされました。
台風の日でも揺るぎない安心感があること。県道沿いでも静かに暮らせること。家の前に震度7の揺れを引き起こす活断層があっても不安なく過ごせること。川が氾濫しても大丈夫だと思えること。雷が激しい日でも安心して眠れること。建設から終生(約70年)にわたり安心して暮らせること。子どもに引き継ぐことができる住まいであること。シロアリや火災、腐朽菌を心配する必要がないこと。そして子どもが安心して眠れること。
挙げればきりがありませんが、一言で言えば
「安心して暮らせる家」
それがRC住宅なのだと実感しました。
この経験を基盤に、私は多くのRC住宅設計に携わってきました。2016年7月22日には社名を「studioそら」から「株式会社RC design studio」へと改め、今年で10期目を迎えます。これまでに設計したRC住宅は34棟にのぼり、多くのお客様の「鉄筋コンクリート住宅を建てたい」という思いに応えながら、知識と技術を積み重ね、より高品質でご満足いただける住まいを実現してきました。
富山で創業しましたが、現在ではYouTubeやホームページを通じて全国からお問い合わせをいただき、日本各地でRC住宅の設計を手掛けるまでに成長しました。そして現在は、西麻布に本店を構え、会社の中核を東京に移して活動しています。
東京は地震の多発地域であり、傾斜地や斜線制限、防犯、騒音、火災といった住宅課題が数多く存在します。その分、安心感のある住まいが強く求められる都市でもあります。そうしたエリアでRC住宅を提供することにこそ、大きな社会的価値があると考えています。
創業20周年を迎えるにあたり、当社は資本金を1,000万円から3,000万円に増資し、より社会に必要とされる会社へと進化しています。今後も関東を中心に、全国で「絶対にRC住宅を建てたい」と考える方々へ、高品質なRC住宅を提供できるよう、さらなる挑戦を続けてまいります。
株式会社RC design studio
代表取締役 澤田友典