株式会社RC design studio 富山本店


住所 〒939-2758富山県富山市婦中町下条5519-1
電話 076-461-5467
メール to@rc-ds.jp

27歳の時に私は設計事務所で独立しました。当時、設計の事がようやく一通り解るようになった時期でしたが、独立してから色んな工務店、建設会社、お施主様、設計事務所と関係を持つ中で成長し、33歳の時に自宅兼事務所として、この富山本店を建設しました。設計事務所に勤めていた時は主に鉄骨造、独立してからは主に木造に従事してきましたが、自邸に選んだ工法は鉄筋コンクリート造でした。勤めていた時に鉄筋コンクリート造の公営集合住宅を2棟設計した事はありましたが、決まりきった仕様で特に疑問も持たずに図面を書いていました。その程度の経験しかなかったので、実際に自分の家を鉄筋コンクリート造で建設しようにも本当に手探りでした。

そもそも、鉄筋コンクリート造の住宅に関する書籍は本当に少なく、今でこそ(2022年現在)数冊、鉄筋コンクリート造に関する比較的わかりやすい専門書籍は発売されていますが、当時は一冊も無くて、鉄筋コンクリート住宅に関する情報を集めるだけで非常に苦労しました。そして、2022年現在でも、本当の意味で鉄筋コンクリート住宅を建てる時に必要な知識は書籍では得られません。

鉄筋コンクリート造で家を作ったらどうなるんだろう。ちゃんとした住宅になるのだろうか。あまりに市場に鉄筋コンクリート住宅の実例が少ないので、不安になる事もあったのですが、大学生の時に住んでいた鉄筋コンクリート造のマンションが快適だった事を思い出し、鉄筋コンクリート造の家づくりに踏み出だせました。

詳しくは私の書いた書籍「僕はこうして鉄筋コンクリート住宅を建てた」を読んでみて下さい。

そうして出来上がって住んでみた鉄筋コンクリート住宅のなんと快適な事か。

正直、デザイン性のみで鉄筋コンクリート造を選んでいたので、なんとか住める程度の快適性であれば問題ないと思っていました。
ですが、実際に住んでみると、その快適性からどんどんこの鉄筋コンクリート住宅を好きになっていったのです。

まず、なんと言っても建物が全く揺れないという事です。この建物に住む以前は、比較的密集地の内部側に住んでいたので、それほど風や道路の影響を感じた事は無かったのですが、この場所は周囲が田んぼに囲まれているので強風にさらされていて、前面道路も県道でトラックが70kmくらいで走るので、騒音や揺れが建物を襲います。強風の日には、鉄筋コンクリート造の建物に住んでる事に感謝する事になりますし、トラックの振動にも違和感無く住める事に感動しています。

音に関しても建物に感謝しています。トラックの騒音を跳ね返す建物のおかげで毎日、静かに眠る事が出来ます。もし、この場所で木造の家だったらと思うとゾッとします。それほどに、揺れや音の問題というのは日常に影響を与えるのです。又、子供たちが大声ではしゃぎ回っても気になりません。子供たちにのびのび暮らさせる事が出来るこの建物に感謝しています。

地震に対してもそれ程怖くありません。敷地の近くに地震の活断層があり、地震が起こると震度7の可能性がありますが、この建物の内部にいる事が出来ればまず問題ありません。この建物の工法である壁式RC造という工法は阪神淡路大震災で震度7のエリア1000棟全ての被害状況がほとんど無傷という比類なき耐震実績を誇ります。この耐震実績はまさに驚異的で、付近の耐震性が高いとされている鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の建物の50%以上が大破や倒壊する中、壁式RC造は全ての建物が小破以下の被害で止まるという脅威の耐震性がある工法なのです。そうした耐震実績がある工法に住むという事は「安心して暮らす」という事に繋がる事になるのです。

地震も台風も竜巻も火災も落雷もシロアリも騒音も怖くないスタイリッシュでデザイン性のあるコンクリート住宅。

この住宅は全国に提供すべきだと考え、当社では「TEMPIO」というブランドで活動しています。

本拠地富山は雪深く、建物が傷みやすく冷え込みやすい地域です。

この地域で耐久性高く、温かい家づくりのノウハウを生み出し、そのノウハウをもって快適な鉄筋コンクリート住宅を日本中に提供いたします。

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