高岡の家

高岡の家、基礎工事

高岡の家、基礎工事中です。(富山県高岡市)
高岡の家は、高岡の街中にあり道路が狭く小型の工事車両がやっと通れるくらいの道路なので現場は大変です。
現場監督の方がベテランなので、順調に進んでいますが、経験の少ない方ではちょっとこの現場は担当できません。

道路の幅と、工事車両のサイズ、建材の大きさは密接な関係にあるのです。

近年、木造住宅でも地盤改良をしない建物はほとんどなくなりましたが、鉄筋コンクリート住宅の場合は建物の加重が重いので、地盤改良は必須です。強固な構造体である鉄筋コンクリート住宅も、地盤が緩んでいては意味が無いので、適切に地盤改良を行う必要があります。

隣地ギリギリの配置なので、地盤改良工事も一苦労です。

 

土間配筋に先行して、地中梁の配筋を行います。木造建築の場合は人通口で梁を分断してしまう本末転倒な事になりますが、鉄骨造やRC造の場合は、地中部分で梁を連続させて、途中で分断されない(当たり前ですが・・)梁を形成します。

当社では、極力均一な荷重分布になるように、一階のコンクリート壁の位置を考慮した設計を行っております。

 

防湿シートをひいて、土間配筋を行います。通常見かける住宅の基礎に比べて非常に多くの配筋を行うので、見ていて丈夫である印象があるので、大抵の場合、お客様には好感触です。構造計算を行う事で、適切な配筋計画を行い、設計通りに行われているか必ず現場を検査してからコンクリートを打設します。

 

バイブレーターを刺しながら、コンクリートを充填させていきます。土間を打ちながら、左官職人の方が表面を均していきます。

 

道路が狭いので、ポンプ車もコンクリートミキサー車も小さ目のサイズです。

基礎工事が終わったら、一階の壁工事を行います。基礎と同じように配筋して型枠を組んで、コンクリートを流し込みます。
一階の壁工事が始まると、建物の様子が解ってきます。楽しみです。


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富山県、石川県を中心に活動している、鉄筋コンクリート住宅設計の専門店です。
(建築設計事務所)
株式会社RC design studio
http://rc-ds.jp

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